7月に入りキャンプに忙しい季節になってきましたね。
北海道の夏はそれこそアッという間に終わってしまうので日常に無理やりキャンプをねじ込んで楽しんでいる毎日です。
そんな中ちょっと前に手に入れた念願のタトンカのタープ。
約4.5メートル四方の大型タープは正方形という利点を生かして様々な張り方が出来る素晴らしいタープなのですが、張ろうと思った矢先とても大事なことを忘れていることに気がつきました。
「ポールが無いやんっ!」
そう、タープ設営にマストのポールの存在をすっかり忘れておりました。。
小さいタープ用のポールはいくつか持ってたけど、このどデカタープにはかなり不釣り合い。。
「どうせなら木製のポールが良いな〜」
同じタープを持つキャンプ仲間がウッドポールを自作していたのを思い出し、「どうせだったら作ってみよう!」ということで早速DIY開始です。
(市販のウッドポールを買おうと思ったけど、やたらと高い!?ので諦めたというのが本当のところ。。ええ、予算がありませんっ!)
まずは材料集めにホームセンターへ直行!
[ 材料 ]
・丸棒(直径24mmヒバ材)1820mm × 4本
・丸棒(直径24mmヒバ材)910mm × 1本
・ステンレスパイプ(直径24mm)300mm × 1本
・ゴム足(イスの脚に付ける保護材みたいなの) × 4個
・平行ピン(太さ6mm長さ70mm) × 4個
↑以上の材料で4本のウッドポール(長めのメインポール2本とサイドポール2本)を作ります。大抵のホームセンターで手に入るはずです。
[ DIY手順 ]
step1:突起を付ける
まずはタープとロープを引っ掛ける役割の先端突起部分(何て名前か分からない)を付けます。
恐らくというか絶対こういう用途で使われることはないであろう「平行ピン」という金具をチョイス。(なぜこれを選んだのかと聞かれれば「それっぽいから。」としか答えようがありません。ええ、適当です。。)
曲がらないように慎重に少しずつ下穴を大きくしていきます。(今回使用したビットの太さは2→3.5→5→6mmの順で徐々に開けていきました。)
開けた穴に平行ピンを押し込みます。最後のほうは手ではきつくなると思うので玄能などで軽くたたいてあげましょう。(強く叩きすぎて木材を割らないように注意。)
突起が付きました。
サイドポール2本はこれ以上作業がないのでゴム足を付けて完了です。ゴム足は木材保護のために付けることをおすすめします。
step2:継手を作る
メインポールはサイドポール(1820mm)より少し長くしたいと思います。
1本だけ買った910mmの丸棒をまず半分に切ります。405mmの丸棒が2つ出来ました。これを先ほど突起を付けた1820mmの丸棒とつなぎ合わせて2225mmのメインポール(2本)を作ります。
継手に使うのはステンレスパイプ。まずはディスクグラインダーでパイプを半分に切ります。(そうすると150mmのパイプが2本ができます。)※パイプの切り口はそのままでは危ないので粗めの紙ヤスリなどで削っておきましょう。
step3:削る
step2で作った継手に差し込める位まで丸棒(1820mmのほうは平行ピンとは反対側を、405mmはどちらか一方の端を)削ります。継手は150mmなのでその半分の75mm位まで差し込めるよう丸棒を削ります。※電動サンダーがあると楽ですね。手動は結構きついです。
tips:一気に削ってしまうとガタついてしまう(削りすぎてしまう)ので少しずつ確認しながら削っていきましょう。継手にぴったりフィットしないとポールの強度が弱くなってしまいますよ。
早速の試し張り。
うーん、良い感じ。
ナチュラルな木の雰囲気がタープの色とも良く合っています。
アウトドアでこれだけ大きいリビングが確保できるのはさすがのビックタープです。大満足。
後は強度と携帯性がちょっと不安。
柔らかい材だから強風だと折れるかもしれない。そして1820mmは持ち運びに便利とは決して言えない。
この二つが今の所の課題ですが、それは追い追い改良しましょう。
とりあえず、無事完成!

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