台湾子連れ珍道中:いざバリ島へ!…のはずが、まさかの、、、 vol.2

Home / travel world / 台湾子連れ珍道中:いざバリ島へ!…のはずが、まさかの、、、 vol.2

 
 
 
This passport cannot go to Denpasar.
 
 
 
そう言われ手渡された長女のパスポートをじっと見つめる僕と妻。
 
 
時間にしたら1分も経っていないだろうが、僕たちは何が起こったのか理解できずしばらく長い時間を頭が真っ白な状態で過ごしたように感じた。
 
 
 
 
問題は単純なもので、長女のパスポートの期限は今年の7月までだったがデンパサールへ立つこの日は2月の頭。半年を切ってしまっている。
 
ご存知の方も多いと思うが、パスポートの有効期限が6ヶ月以上残っていないと入国できない国がある。運悪くインドネシアもその国の一つだった。
 
 
規制が緩い台湾はすんなり入国できたが、規制のあるインドネシアはこの状態では(長女のみ)入国できないということだ。
 
 
 
やってしまった。。
 
 
出発前に有効期限は入念にチェックしたはずなのに、6ヶ月の規制の事などすっかり忘れてしまっていた、「どうせ遅くても3月には帰ってくるのだから」と。
 
 
 
自分のユルさを恨みつつも、まずはこの状況をどうにかしなければいけない。
 
 
少し冷静を取り戻しスタッフにダダをこねてみる。
 
 
 
 
「帰りのチケットも手配済みだし何とか乗せてよ〜」
 
「ちゃんと連絡先も渡すからさ〜」
 
「家族旅行で来てるだけなんだからさぁ、子供達をガッカリさせないでよ〜」
 
「向こうに行ったら何とかするから乗せてよ〜」
 
 
 
 
こっちの言い分を聞きながらも中々首を縦には振ってくれないスタッフ。
 
 
 
「交渉は粘った者勝ちだ。」と教わったことがある。どうにか抜け道はないかと1時間程あの手この手で粘ってみるが、国境はどうやら粘っても越えられない壁だということが分かった。「このまま帰国かぁ。。」と一気に気分が重くなった。
 
 
 
見かねて一人の女性スタッフがやって来てくれた。どうやら彼女は日本語が話せるらしい。その彼女の一言が僕たちに一筋の光を与えてくれた。
 
 
 
「もしかしたらここでパスポートの更新を出来るかもしれません。」
 
 
 
そう言って手渡してくれたのは、日本台湾交流協会の住所と電話番号。
 
 
12:30と書いてある時間は施設のクローズ時間だろう。
 
 
現在9:30am。
 
 
台北の市街地まで車で約1時間半。
 
 
そして最悪にも週末から春節が始まるというバッドタイミング。。自分の事ながら笑うしかなかったが、やることは決まった。
 
 
今日の12:30を逃せば春節をまたぐことになる。その間お役所仕事はもちろんお休み。たとえパスポートを更新出来たとしても受け取るのは2週間先になってしまうだろう。
 
 
それだけは避けたい。12:30は死守だ!
 
 
こうして僕たちの3時間にわたる「ミッションインポッシブル:長女のパスポートを更新せよ!」が幕を開けた。
 
 
 
 
つづく
 
 
 
 
Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2017 kotaro kirihara

Comments(0)

Leave a Comment