キレイに復活!鉄製フライパンの手入れ方法

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旅には少々重たいですが、フライパンは鉄製のこいつ↑を使っています。

 

Turkというドイツの老舗メーカーで「おばあちゃんから代々受け継ぐフライパン」としてドイツでは知られています。鉄の塊を叩いて伸ばして作られているので、持ち手の部分まで全て鉄。ゆえに普段の手入れは手間がかかりますが、一度このフライパンで作った料理を食べたら普通のフライパンには戻れません。

 

このフライパン、昨年夏に訪れたフィリピンでのメンテナンスを怠ったことにより、あちこちサビが発生してしまいました。。

 

鉄 フライパン 手入れ:サビ
手入れ不足でサビがびっしり。。

 

 

深い反省の念とともにこれからの活躍に期待を込めて、このフライパンを再生させることにします!

 

 

以下手順と道具です。

 

【 道具 】

・紙やすり(80番くらい)
・たわし
・重曹クレンザー
→洗剤は、買うより「作る」が楽しい!自家製洗剤の作り方

 

 

【 手順 】

 

1. サビを焼く

まずはフライパンを火にかけ、サビや汚れを酸化させます。強火でどんどん焼いていくと赤茶色だったサビが黒く浮いたような感じになるので、そうなったら一旦火から離す。熱が冷めるまで待ちます。
※写真は炭火ですがガスレンジの方が火力調整ができてやりやすいと思います。

鉄 フライパン 手入れ:焼く
赤茶色のサビが黒く浮き出てくる。

 

 

2. 重曹クレンザーで洗う

たわしに重曹クレンザー(※作り方は上を参照)をつけてゴシゴシ洗います。真っ白だった重曹クレンザーが徐々に赤茶色に変わってきます。念入りにゴシゴシ、ゴシゴシ。あらかた落とせたかな〜と思ったら水で洗い流して、ボロ布などで水分をきれいに拭き取りましょう。

鉄 フライパン 手入れ:重曹クレンザー 

 

 

3. 紙やすりでひたすら削る

サビが発生していた付近を紙やすりで削ります。この作業が一番しんどい!けど、一番重要です。鉄に浸透したサビをただひたすらに削っていきます。紙やすりは手のひら大に切り、多めに用意したほうが良いですよ。修行のように、フライパンに「雑に扱ってごめんね〜」と「これからもよろしくね〜」と心の中で声を掛けながら、一心不乱に削りましょう。削ってもサビが出なくなったら終了。水で洗い流し布できれいに水分を拭く。

鉄 フライパン 手入れ:紙やすり

鉄 フライパン 手入れ:布でふき取る
水洗い後、サビが取れ良い感じになってきました。


 

 

4. 空焼きをする

フライパンを強火にかけ酸化皮膜を作ります。分かりづらいですが、フライパンの色が玉虫色→グレーに変化したら火を止め冷まします。

鉄 フライパン 手入れ:空焼き

 

 

ここからの作業はTurk推奨のやり方で、普段のメンテナンスにも使える方法です。

 

 

5. シーゾニング(慣らし焼き)

フライパンに植物油(※今回はオリーブオイルを使用)を1cm入れましょう。続いて野菜のクズ(切り端や皮など)を入れゆっくりと焦げるまで火にかけます。火の強さは弱火から中火くらい。木べら等でかき混ぜながらフライパンの縁にも油が染み込むよう操作をしながら丹念に火にかけます。野菜が良く焦げたら火を止め、キッチンペーパーなどで油をふき取ります。最後にぬるま湯でフライパンを洗い、良く水分をふき取る。(※絶対に洗剤を使用してはいけません。せっかく作った油膜が落ちてしまいます。)

 鉄 フライパン 手入れ:シーゾニング

 

 

6. 仕上げ

最後に中火で5分ほど火にかけ一旦火を止める。少し冷まし手で触れるくらいになったら、布等に植物油を染み込ませフライパンに塗りこむように塗って完成。

 鉄 フライパン 手入れ:仕上げ

鉄 フライパン 手入れ:完成
油膜もきちんと張られ良い感じです!

 

 

 

以上が、鉄製フライパンの再生〜焼き慣らしまででした。

 

料理道具の中では一番と言っていいほど使用回数が多いフライパンなので、僕たち家族もこだわりました。「道具は出来るだけ少なくライトに!」を心がけたいですが、このフライパンは別。重たいし扱うのに手間がかかる。でもそれらの代償を払ってまでも一生使い続けられる、そして孫たちにも使ってもらえるようなものを選びたかった。

 

これからは、メンテナンスを怠らずこのフライパンを何十年と使っていきたいと誓うのでした。

 

でも単純にこのフライパンで料理(特に焼き物)をすると格段に美味しくなるので、病みつきになりますよ〜

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