のぼり旗のオリジナルデザインを伝統の染め方「印染」で仕上げる!

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2016年3月のオープンを前に準備をしてきた「天然たい焼き」
 
レシピはほぼ固まってきたけど、皆さんに知っていただくにはまだ何かが足りない。。
 
 
「そうだ、のぼり(幟)を作ろう!」
 
 
と思い立ち早速のぼり作成開始!
 
 
 
 

・紙に書き起こす

 
まずはどんなアイデアも紙に書くのがぼくのクセ↓
 
 
 
あーでもない、こーでもない、とにかく頭の中のイメージを描きまくります。
 
 
dsc03111
 
 
ぼくが描いたたい焼きのイラストを長女が真似たもの。
 
「おお、中々良いじゃない!」(←採用)
 
 
 
 

・データに起こす

 
ここは10年以上デザイナーやってきてるのでお手の物です。
 
紙に起こしたデザインを色々なパターンにして作ってみます。
 
使っているのは Adobe社のillustrator CCとphotoshop。
 
何となくイメージが出来上がってきました。
 
nobori_design 
 
 
 
 
 

・雰囲気を確かめる

 
ある程度絞ったデザインを使って、実際に出来上がった時のイメージ図を作ります。
 
ぼくはお店で使うのでお店の外観写真に作ったデザインをコラージュ。
 
 
dsc03136
左手前ののぼり旗ははめ込みです。
 
 
 
「出来上がったらこんなイメージになるのか〜。」
 
この時点でのぼりのデザインもおおよそ決まってきてだいぶ雰囲気がつかめます。
 
 
 
 
 

・印刷工場を決める

 
本来であれば最初に決めるべきなのですが、勢い余って先にデザインを作ってしまった。。
 
「せっかくなので地元企業でお願いしたい!」
「たい焼きということで伝統的な染め方にチャレンジしてみたい!」
「安いネット印刷はいやだ!」
 
 
と条件が多く見つかるか正直不安だったけど、探せばあるものですね↓
 
 
 
 
創業明治40年、隣町の旭川にある老舗です。
 
しかも「印染」という伝統的な本染を扱う印刷工場です。
 
 
早速連絡をし担当者さんと印刷工程のやり取り。
 
入稿データを渡して2週間程度で仕上がる模様。
 
さすが本染め、全て手作業で進めるようなので時間が掛かります。納得。
 
 
 
 

・他ののぼり旗と比べてみる

 
2週間経って届きました。
 
ずっしり重い。
 
 
手元にある別ののぼり旗(ネットで頼んだ安いもの)と比較してみます。
 
 
「11号帆布ネリ」というきなり生地を使っているのでかなり厚いです。
 
 
dsc07599
右ののぼりは安い化繊生地で仕上げているのでペラッペラ。
 
dsc07597
厚さ、触り心地、耐久性、どれを取っても本染の圧勝です。
 
 
さすが伝統の印染。プリント機のものと比べ風合いが全く違う。
 
たい焼きなのであずきに近い色味「えんじ」と「黒茶」の伝統色を使用。
 
 
イラストも綺麗に染められ満足の仕上がり感です。
 
 
dsc04000
さっそく店頭で掲げてみます。凛としていて堂々たる風格!
 
 
 
印染の特徴として、
 
・色あせしにくい。
・色あせてもそれが味になる。
・丈夫で破れにくく長年使える。
 
 
 
 
 
商品やサービスを選ぶ染め方ですが、ばっちりハマればこれ以上はない伝統的な「印染」。
 
 
 
大量消費社会でモノの価値や技術が目まぐるしく移り変わる現代。
 
 
「本当に残したいモノは何か、本当に伝えたい技術は何か。」
 
 
そんなことを考えながら、今日もお店にのぼり旗を立てます。
 
 
 次はオリジナル前掛けを作りたいと考え中。
 
 
 
 
 
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