幅木の上手な外し方

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「幅木(はばき)」と聞いて即答で「これっ!」と答えられる人は少ないはず。
 
 
でも、家の中を見渡すと必ず目に入るもの。
 
 
壁と床が接するはしっこ部分を隠すように薄い板のようなものが貼ってありませんか?
 
 
そう、それが幅木です。
 
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そもそも幅木とは?

 
 
床や壁面を作っていく工程では、この2つが接する部分(ちょうど直角になる部分)をキレイに仕上げるのはかなり難しい(時間のかかる)作業です。
 
 
日本の家づくりはもともと木材を多用するので数ミリの「遊び」をわざと作って仕上げをします。(建物にかかった力を逃がしたり、木の呼吸を考慮してるんですね〜)
 
 
 その際床や壁に隙間がでるし、釘やネジなどの処理を多用する端はどうしても見た目によろしくない。
 
 
その隙間や作業上仕方のない汚れを「隠す」のが幅木の役目なのです。
(また、この部分は生活上ぶつかりやすい場所でもあるので壁面を保護するのも役割の一つ)
 
 
どの家庭の洋室にも高さ50mm〜100mmくらいの薄めの板(厚さ10mm程度)が壁面と床の接する部分に貼られているはずです。
 
 
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ちなみに幅木は「見切り縁(みきりぶち)」と言われるものの一つ。上記のように異なる材料同士の取り合い部分を隠して装飾するものなのです。
 
 
 
 
 

幅木のキレイな外し方

 
 
うちの床は一般的なフロアパネルで仕上げられているのですが、これがあまり好きじゃない。テカテカツルツルで冷たいし。。
 
以前の家は床が無垢板だったので、やはり今回も無垢板がいい!
 
だからと言ってフロア自体をはがすのは大変な重労働です。
 
 
誰よりも面倒くさがりの私は、
 
「えーい!上から貼ってしまえー!!」
 
 ということで試行錯誤のうえ無垢材(天然杉11mm)を上から貼ることにしました。
 
 
その際に既存の幅木をつけたままだと仕上げがよろしくないので、一度幅木をはがすことにします。
 
 
出来れば無垢材を貼った後に幅木を再利用したい!
 
 
ということで以下キレイにはがす方法↓
 
 
 
 

・どのように接着しているのかを調べる。

「はがしてしまえー!」と無理やりはがすと間違いなく折れます。使えそうな道具を見つくろって慎重にはがしましょう!
 
 
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よく見ると釘の跡。そして壁面とは接着剤でくっついています。

 

 
 

・道具は薄い皮スキと差し金が便利

まずは薄い皮スキで接着面をはがします。できた隙間に差し金を入れ釘を浮かすように幅木を取る。(テコの原理を利用して)
 
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左二つは差し金と皮スキ。ペンチは釘抜き用。カナヅチは皮スキが隙間に入りずらい時トントンと軽くたたいてやる。
 
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テコの原理を利用して、ちょっとずつ抜いていく。
 
 
 
 
↓はがした後です。お世辞にも「キレイ」とは言えませんね。。
 
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はがして分かったことは、使われていた幅木は下と上の2重構造になっていました。
 
 
 
幅木は2本ほど逝きましたが、それでも長尺の幅木は無傷のまま。
折れた幅木を見てみると材料が「木」でないことが分かります。
 
 
 
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はがした幅木はどの部屋のどの部分で使われていたのか簡単に書いておくと、再利用時に分かりやすい。
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残った釘もちゃんと抜く。後始末は大事です。

 

 
 
 
キレイにはがした幅木だけど、
 
「床が無垢材なら、幅木も無垢にしたいよね〜!」とフラッと遊びに来た妻の一言。
 
 
「エーーー、使わないのっ!!??」
 
 
ということで結果使わないことに、、、(泣)
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