水道をひねるとミネラルウォーター:東川町

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いきなりですが、わが町自慢です。

 

現在僕たち家族がしばし定住している北海道東川町は、上水道がない町として知られています。

 

上水道がないとはどういう事なのかと言うと、水道から出てくるお水は町内全域ほぼ全て地下水を利用しています。

 

 

 

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上水道の普及率は、なんと2.2%

 

 

 

北海道最高峰の旭岳を含む大雪山系は、豊富で新鮮な雪解け水をこの町にもたらしてくれます。

 

雪解け水は地中にしみ込んだ後、東川町方面へ流れてきます。町にはあらゆる所に地下水脈が流れているため、上水道を用意する必要がなく、よって道内では唯一(そして全国的にも希少な)町全体が生活水として地下水を利用することが出来るのです。

 

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1分間の湧出量は、驚きの4600リットル!

 

 

 

ボトリングして販売されているくらい上質なミネラルウォーターが水道から出てきます。それも無料で使いたい放題。

 

だからと言って水を無駄にする様な使い方は絶対にしませんが、飲み水はもちろん、料理に、お風呂に、野菜を育てるのに、、、たくさんの日常生活の場面で僕たち人間は水を必要とします。

 

それらを賄う水は、この町では全てこのミネラルウォーターなのです。

 

 

この水で育まれたお米や野菜は美味しいと感じます。

 

お店やカフェなどの料理や飲み物も全てこの水で作られている。

 

もちろんお風呂もこのミネラルウォーターを使うので、少々アトピー体質だった長女は冬の時期になると必ず体が痒くなってしまいますが、この町に来てからは肌も驚くほど綺麗になり、体を掻くこともなくなりました。

 

それは塩素消毒されずに、自然そのままの循環システムで育まれた、自然の恵みそのものだと思います。

 

人間はその60%が水分だと言われています。(赤ちゃんに至っては約90%)

 

それだけに、僕たちが生きていく上で最も大事な要素の一つが、「水」だと思うのです。

 

東京で東日本大震災を経験し、水は「有限」なのだと気付かされました。

 

旅する暮らしを通して、世界の様々な地域で水を奪い合う争いが起こっている事実を知りました。

 

僕らはそれらの経験から、次の定住地は、「水がおいしく豊富で、空気のきれいなところ。」と決めていました。

 

実際に日本中回りましたが、どちらの条件も満たしている場所はなかなかに希少なのです。

 

東川は、僕たち家族の理想に近い町。

 

自然の恩恵を頂きながら暮らしている。

 

今は、蛇口をひねる度にそう思う日々です。

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