道具とともに時間を貯める喜び

Home / items / 道具とともに時間を貯める喜び

消費が中心の現代社会では、道具にかける時間がどんどん減っているように感じる。

 

「ダメになれば代わりになるモノはいくらでもある。」

 

この考え方は人それぞれだが、僕は好きじゃない。

 

自分が「これ」と決めた道具はトコトン使って、壊れたら直して、自分とともにどんどん成長していってほしいと願っている。

 

こうして丹念にモノと向き合う時間を作ると、自然とそのモノに対しての「情」が生まれてくる。

 

そんなことはないと言われるが、僕の感覚では対話をしている感じ。

 

向こうはケアをしてくれてありがとうと言う。

それに対して「またよろしく。」と僕が言う。

 

そういう時間を繰り返すことで、モノはただの「モノ」じゃなくなり、生活に欠かせない要因の一つとなる。

 

「無駄にしない」ということは、
単に食べ物を残さないとか、そういうことではなくて
そのモノが生きていた時の「意思」を無駄にしないということだと思う。

 

こうしてモノと向き合う時間を作ると、頭の中が空っぽになって、今まで頭で考えても分からなかったことが、急に言葉になって出てきたりすることが多い。

 

だから僕は古い家具を磨いたり、道具を再生させたりする作業が大好きだ。

 

一度頭に詰め込んだアイデアが、これらの作業をすることで一旦頭から全部離れていく。

そしてまた戻ってきた時には、それまで絡まっていたアイデアの糸同士が解け、考えもしなかった答えが生まれてくる瞬間がある。

 

 

僕はそういった瞬間がたまらなく好きだし、
人生の中で大切にしたいと思う少ないものの内の一つだ。

 

 

【 関連するリンク 】

旅する暮らし厳選品:柴田慶信商店のおひつ

旅する暮らし厳選品:TURKのクラシックフライパン

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2015 kotaro kirihara

Comments(0)

Leave a Comment