良く噛む暮らしのすすめ

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「ご飯は良く噛んで食べなさいっ!」
小さい時によく叱られたものです。

 

「チンタラしてんじゃねえ!弁当は3分以内に食いやがれぃ!」
仕事柄、撮影現場でよく叱られたものです。

 

「一体どっちなんじゃい!」

と昔は突っ込みたくなりましたが、身体のことを考えてのことなら
「よく噛んで食べる」が正解でしょう。

 

よく噛むということは、

老化しづらい、病気にかかりづらい身体を作るということ。

健康な身体を得られれば何事にもやる気が起きてきます。

 

「良く噛む」ことについてのメリットは、他でもたくさん書かれていると思うのでそちらを参考にしてみてください。

ざっと羅列するとこんな感じ↓

 

・ダイエットにいい
・小顔になる
・精神が安定する
・脳が活発になる
・虫歯予防
・免疫力アップ

などなど。

 

まぁ、何となく言われなくても「よく噛む」ことは身体に良いことのような気がします。でも、「いざ実践!」となると、いちいち噛んだ数を数えるのも面倒だし、あらかじめ硬い食べ物を食べるようにして噛む回数を必然的に上げるなんてのも気がひける。「というか、そんなに意識し過ぎて食べる食事なんて美味しくないし楽しくもなーい!」と思う方がほとんどじゃないでしょうか。

 

今回は僕たち家族が、「よく噛む」食事を実践する上で気をつけている2つのことを紹介します。小さい子供がいても実践できると思うのでご家族皆さんでお試しください!

 

 

1. 白米を玄米に変える

いきなり食事全体を「良く噛む」ことを意識して変えると、作る側も食べる側も大きな負担となりますよね。なので1品だけ変えましょう、白米よりちょっと硬い玄米に。

 

なぜ玄米なのか?

理由は2つ。

 

一つはどんな料理にも合いますし、どの料理より口にする回数は多いはずだからです。口にする回数が多ければ必然的に噛む回数も増えてくる。日本人の主食ですからね、お米は。

 

2つめ。炊く手順も白米とほぼ一緒なので余計な手間がかからないから。炊飯器でも土鍋でもいつもの炊き方で玄米も炊きましょう!

 

いつも食べてる白米を玄米に変えるだけなので、「食を変えた」というインパクトも少ないですし、作る手間は白米を炊くのとほぼ同じなのです。

 

でも玄米はちょっと、、という方も中にはいるかと思います。その場合は3分づき、7分づきと徐々に玄米の割合を増やしていくやり方をおすすめします。いきなり全部を玄米に変えるより段々と慣れていくやり方でチャレンジしてみましょう!

 

乳児がいる方へ。
うちは卒乳してすぐに玄米を食べさせて問題ありませんでしたが、お子さんによってはアレルギー等あると思うので、様子を見ながら徐々に慣れていきましょう。もちろん無理は禁物ですよ。

 

玄米は白米に比べ栄養価も高く、土鍋で炊いたり、圧力鍋で炊いたり、発芽玄米にしてみたりと、色々な食べ方があるので楽しみながら自分たちお気に入りの玄米の食べ方を見つけてみてください。思うに噛めば噛むほど甘くなる(おいしくなる)のは白米より玄米だと思います。

 

僕たちオススメの無農薬玄米は、福岡県糸島市にある吉積米穀店さんの「たぢからまい」。本当に美味しいお米だといろんな人に紹介しています。国内にいるときは取り寄せて食べるようにしているくらいです!

 

 

2. 食べることに集中する

テレビやスマホに新聞など誘惑が多い現代ですが、「よく噛む」食事に関してこれらは邪魔な存在となります。離れた場所に置いて「食べること」に集中しましょう。自分がこれから何を食べるのか、一体何を食べているのかを意識し、手で、鼻で、耳で、目で、舌で五感をフル活用して食べましょう!

と言って意識し過ぎても楽しい食事ができないので、ゆっくりと味わっていただいているものに感謝の気持ちを添えながら食べるくらいが良いかもしれません。特にご飯をかけこむ癖がある人、ゆっくり噛んで食べることで少量でも満腹感が得られ、その後のお腹の減り具合も変わってきますよ〜。

 

 

以上が「よく噛む」に関して僕らが気をつけていることです。
そんなに難しいことではないかと思います。

 

 

良く噛んで食べることで得た実感。

 

・少量でお腹が一杯になるようになった。

意識しないで食べてた時と比べると、約半分くらいの量で満腹感が得られるように。

 

・お腹が空きづらくなった

食べた後にお腹が空かない。直後はもちろんそうですが、しばらくたっても、例えば朝9時に朝食を食べたとしても、お昼の12時くらいにお腹が空いていない。なので昼食を飛ばす時もあるくらいです。

 

・気持ちが落ち着く

食べ物に意識しながらゆっくりと良く噛んで食べることで、自分の気持ちが落ち着いていくのを感じることができます。頂いているものが体の内へ入っていき自分のエネルギーとなる。自然とその循環を感じることができ、食べ物への感謝、そしてその日を生きるための活力がふつふつと静かに湧いてきます。

 

 

ここでちょっと昔話、
15年前アメリカから帰ってきた僕の体重は今より20kgも増えていました。食のことなど全く意識せず不摂生な食生活を4年繰り返した結果でしょう。日本に帰ってきて医者に言われた病名が「脂肪肝」。

 

「年寄りだったら薬でも出すんだけどね〜、お兄さんまだ若いんだから運動するなり食事制限するなり、自分で考えてなんとかしなさい。」

とお医者さんから一括。

 

その時に実行したのがこの「よく噛む」と「食事療法」でした。

この2つがたまたま僕の体質に合っていたのか3ヶ月足らずで20kgを減らすことに成功!病気も克服し、多少の増減はあれど今では平均体重よりちょっと少ない位を維持しています。

 

 

More people are killed by overeating and drinking than by the sword.

 

多くの人は、剣によるものより、「食べ過ぎ」や「飲み過ぎ」によって殺される。

 

1800年代のカナダの名医学者・ウィリアム オスラーさんの言葉です。

 

あらゆる場面で「過剰」が見られる現代社会。

 

食生活においても「良く噛む」ことで、「食べ過ぎ」「飲み過ぎ」を抑え健康を維持していくことが、周りに振り回されずに良質な生活を維持していく近道なのだと感じています。

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